2024年から2025年の年末年始は、多くの職場で12月28日から2025年1月5日までの「奇跡の9連休」となっている。
我が家でも家族会議の結果イタリア旅行を計画。
そのつもりで予定を練っていたのだが、残念ながら30日は仕事に!
最短でも31日の大晦日出発となってしまった。
そこで往路は12月3日に就航したばかりのANA羽田空港-ミラノ直行便を利用することにした。
ANAの直行便は気になっていたが、当初は高くて手が出なかった。
日程変更もあり、スカイスキャナーで検索を重ねているうちに安い組み合わせが出てきた。
妻のできればドイツにも行きたいという希望もあり、復路は乗継便を検討。
旅程と費用
最終的にエアトリで
【往路】12月31日 NH207
01:05 羽田空港T2(HND)
08:30 Milan / Milano Malpensa Apt(ミラノ・マルペンサ空港:MXP)
【復路】1月5日 LH9439 Lufthansa共同運航(CODE SHARE):運航航空会社 Air Dolomiti
13:05 Florence / Peretola Airport(フィレンツェ・ペレトラ空港:FLR)
14:20 Munich / (ミュンヘン空港:MUC)
乗り継ぎで、ミュンヘンに一泊して翌日の便で帰国。
1月6日 LH714 Lufthansa
12:45 Munich /(ミュンヘン空港:MUC)
09:05(07JAN) Tokyo/ Haneda Airport(羽田空港:HND)
以上の旅程で
大人 ¥194,820×2=¥389,640
子供 ¥161,850
支払総額¥551,490となった。
年末年始、しかも往路はANAの直行便としては、かなり割安なのではないだろうか。
搭乗口へ

快適だったANAラウンジを出ると、最終便ということもあり、免税店もほとんど閉まっており閑散としている。
先に確認しておいた通り、第二ターミナル(T2)の国際線エリアは現状ではANA専用でそれほど広くはない。
成田や第三ターミナル(旧国際線ターミナル)と比べてゲートまでさほど時間はかからない。
既に搭乗が始まっており、ゲートへ向かう途中もほとんど人はいない。

搭乗口につくと、優先搭乗に続いて順番に搭乗するための列が長くなっている。
幸い搭乗口の改札機の一台は優先搭乗用となっており、並ばずに搭乗することができた。
今回はエコノミーだが、かつてのSFC修行の成果でラウンジや優先搭乗はありがたい。

ボーイング787-9

ミラノ直行便(NH207)の使用機材は、ボーイング787-9型機だ。
ビジネスクラス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス146席の計215席。
ビジネスクラスはお馴染みのスタッガードシートだ。
ロシア上空を避けるためにアラスカ経由ルートとなるために約16時間の長距離フライトとなる。
できればフルフラットシートでゆっくりと眠りたかったが、さすがに年末年始のビジネスクラスは高すぎて手が出なかった。
エコノミークラス


機材は新しくて清潔だ。
ANAということもあり安心して利用できる。


当初、画面上では通常のシベリアルート(ロシア上空通過)が表示されていたが、「実際とは異なります」との放送があった。


ANAの公式情報ではANAのボーイング787-9型機の各クラスのシートピッチ(座席間の間隔)は以下の通り。
ビジネスクラス:62インチ(約157センチメートル)
プレミアムエコノミー:38インチ(約97センチメートル)
エコノミークラス:34インチ(約86センチメートル)
身長175cmで十分足元に余裕がある。
フットレストもあり、国内線やLCCと比べれば十分快適だ。

機内食(夜食)

羽田を午前1時5分に出発する深夜便ということで、最初の機内食は真夜中となる。
離陸して20~30分位するとシートベルトサインが消え、ドリンクのサービスが始まる。
ビールを頼むとANAお馴染みの小袋入りあられが一緒に配られた。
ポリポリとつまみながらビールを飲んでいると機内食が配膳されてくる。
ラウンジで夕食を食べてきたので本日の4食目だ。
この日のメニューは鶏てりやき丼。
ANA国際線機内食の通販や自販機でも人気のメニューだ。
そこまで空腹ではなかったが、鶏の照り焼きが美味しくてビールを飲みながら完食してしまった。
機内食(朝食)

機内食を食べ終えると照明が消されて多くの乗客は眠りに落ちる。
深夜1時に羽田を出て、16時間のフライトの後、ミラノは朝の8時だ。
ここでしっかりと睡眠をとらないと旅行中時差ボケで大変だ。
ネックピローにアイマスク、感想対策でマスクもして睡眠体制に入る。
しかしなかなか熟睡とはいかない。
うとうとはするのだが、足が痛かったり、体が痛かったり。
若いころはどこでも熟睡できて、起きれば元気だったのに、などと考えても仕方がないが・・・

そうこうしているうちに、目的地が近づいて来る。
フライトも残り3時間ぐらいとなり、機内が明るくなる。
ドリンクのサービスとともに、朝食の機内食を選択する。
メニューは鮭の彩りご飯orトマトペンネとチキンのクリームソース。
せっかくのイタリア旅行なのでペンネを選択した。
お味の方は、まあ悪くない、普通においしかった。
大根サラダがしゃきしゃきでドレッシングも美味しかった。
トイレ

16時間のロングフライトなので、途中何度かトイレを利用した。
日本のキャリアはCAさんが頻繁にトイレ清掃をしてくれて、いつもきれいに使えるので安心感がある。
そして、ANAの787といえばウォシュレット付きで有名だ。
ANAは、ボーイング787のローンチカスタマー(最初の導入航空会社)として、開発段階からボーイングと密接に協力。
2011年9月25日に初号機を受領した時も大きなニュースとなっていた。
当時の資料でも客室の特徴の一つとして、温水洗浄機能付トイレが以下のように取り上げられている。
(3) 温水洗浄機能付トイレ
TOTO株式会社、株式会社ジャムコ、及びボーイング社との共同開発による、航空機向け温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」*を導入し、各クラスのトイレに搭載します。
※「ウォシュレット」はTOTOの登録商標です。


ミラノ・マルペンサ空港(MXP)に到着

朝食を終え、映画を見ながらうとうとしているとアナウンスが最終着陸態勢を告げる。
シートなどを元の位置に戻して着陸に備える。
冬のヨーロッパは日の出も遅く、着陸態勢に入ってやっと外が赤く染まってきた。

ロシアの戦争により、日本からヨーロッパは少し遠くなっている。
コロナ禍で旅行に行けない時期もあった。
円安で海外旅行に行きづらい状況ではあるが、またいつ何が起こるかわからない。
行けるときは少し無理をしてでも行きたいところに行こう、などという思いが脳裏をよぎる。

窓の外は徐々に明るさを増してきた。
無事に着陸をしてやっとイタリアの地を踏む。
窓の外には日の出とともに日の丸を背負ったANAの機体が誇らしげに佇んでいた。


